たわごと

Windows 10、はじめました

巷で話題の(?)Windows 10、はじめましたよ。いろいろな評判が飛び交っていたのですぐには移行しなかったのですが、無料アップグレードの期限まであと2〜3か月となったことだし(当時)、Windows 8.1からのアップグレードということもあって問題がないと最低限の確認もしたのでやってみました。クリーンインストールまでした時の気づきメモを残しておこうと思います。

まずはバックアップから

念のためを考えてバックアップをとっておきます。システムとデータを別々にバックアップ取りたいので、まずはデータをバックアップします。このデータというのは自分が作ったもの、つまりダウンロードしたファイル(当然ごにょごにょなファイルを含む)や、ワープロ文書やデジカメ写真などなどです。あとボータブル版ソフト(PortableApps)も含めます。設定を引き継ぎできますし、こういう時の最大のメリットですしね。

このためというわけではなかったのですがブルーレイドライブが役に立ちました。もともと保存する予定だったものと合わせて、なんだかんだで合わせて11枚も焼きました(25ギガサイズで)。てへりんちょ。外付けHDDもありますが、今回はなるべく使わないで開けておきます。

その外付けHDDを空けておく理由というのが、次に行うシステムのバックアップです。システムのバックアップはコントロールパネルのバックアップと復元からのシステムイメージの作成で行います。詳しくはシステムイメージの作成で検索してみて下さい。

こいつはちょっぴりだけ融通が利かないやつで、Windows丸ごとバックアップするためもあって、Windowsフォルダのあるドライブ(ボリューム)丸ごとバックアップします。つまり、ドキュメントフォルダからピクチャフォルダもビデオフォルダも含まれます。なので何も考えずに使い込んだシステムをバックアップしようとすると、ほぼハードディスクの使用量がそのままバックアップサイズになります(笑)。いやほんとに。

さらに、バックアップ先の指定が別のドライブか、DVDか、あればネットワークフォルダのどれかとなります。このDVDにはブルーレイディスクは含まれません。で、

100ギガ超えのバックアップにDVDなんて使ってられっかァァァァァァァッッッ!!

・・・てな事になりますので、先にデータのバックアップを取ってさっさと削除しておいたんですねぇ。この順番は意外と大事だと思います。まぁお金がある人は大容量の外付けHDDでサクッとバックアップ取っちゃうのが一番手っ取り早いかもしれませんねぇ。←でもデータは別にバックアップしないと後で取り出すのに一苦労するかな?。

インストールディスクの作成

何も考えずにアップグレードするだけならば必要ないと思われるかもしれませんが、最終的にクリーンインストールまでやりたいのと、万が一復旧したくなったことを考えると、インストールディスクを作ることにします。

  1. Windows 10 にアップグレードする方法というキーワードで検索します。
  2. すると同じタイトルのマイクロソフトのページが上位に出てくるはずなので、そのページを開きます。
  3. Windows 10 の登場です。無料で手に入れることができます。と書かれたページが表示されます。
  4. 1/3ほどスクロールすると、USB ドライブまたは DVD の作成を希望される方は、こちらをクリックしてください>といったリンクがあるので見つけます。
  5. クリックし、メディア作成ツールについて書かれたページが表示されますので、その内容をよく読んでください。
  6. ボタン的なリンクをクリックします。
  7. あとは説明に従って下さい。

という手順で、メディア作成ツールを手に入れます。このメディア作成ツールを起動すると、32ビット版か64ビット版か両方かを尋ねてきます。が、DVDに焼く場合は両方を選んではいけません。1枚に入りきらないぐらいでかいファイル(約6ギガちょい位)になります。自分のWindowsがどちらかなのかは検索すれば確認方法がわかると思うので割愛します。で、インストールメディアのISOファイルができますので、それをDVDに焼きます。自分はImgBurnを使いましたが、この方法も割愛します。USBメモリの余りがなかったのと、起動ディスクとしてはそれを使うメリットが無かったのでUSBメモリについてはやってません。

で、インストールDVDが出来上がりました。が、まだ早まってはいけません。

あ、更新

後で先輩から聞いた話ですが、手順の関係のため、ここに書いておきます。

アップグレード中にはWindowsの更新が行われます。この時、更新をサボってたマシンなんかだと、フリーズしたかのようにとてもエライ時間がかかるらしいので、気になる人は先に更新を済ませておいたほうがいいかもしれません。またクリーンインストールの時だけかもしれませんが更新をスキップできるらしいとも聞きましたので探してみるのもいいかも。

あ、無線LAN

それと、インストール中にネットワークに接続するので、無線LAN接続の人は再設定できるように準備しておきましょう。忘れていると後で焦ります。

とりあえず、アップグレード

インストールディスクを作成しましたが、ここでは従来のWindows 8.1なりを起動しておいてから

の、いずれかの方法でとりあえずアップグレードします。どの方法を使ったか…覚えてませんでしたっ。途中の選択肢ではファイル、設定、アプリがWindowsに引き継がれるようにします。後でクリーンインストールする場合でも、必ず一旦現在の環境などを残してアップグレードします。

なぜかと言うと、これを行わないと無料アップグレードの対象にならず、認証が通らなくなるのです。さらに、一度このようにしておけば、後でクリーンインストールした時にもすでに認証済みの状態に持ち込むことができるようになっています。どういうカラクリか知りませんがね。

てなわけで、Windows 10へのアップグレードインストールです。数回再起動しますとの説明通り、ある程度時間がかかる途中で数回再起動します。そこらへんは自動的にいくはずなので、余計なことをすると却ってトラブルになるらしいですよ。

前にも書いたけどネットワークにも接続します。確か認証を通すためにも必須だった気がする。無線LAN接続だったがゲーム機用に用意してあった第2接続条件のパスフレーズを暗記していたのが良かった。忘れていたら焦ったなぁ。WPSとかどうしたっけ?。最悪LANケーブル挿しておけばいいか。

それと、「プロダクトキーがありません」にして正解です。ちゃんと同じ画面で説明されてはいますが…。「プロダクトキーありません」じゃなくて「プロダクトキーありません」なところに不安が掻き立てられるのは俺だけでしょうか…。前者だと「なに?プロダクトキー?ないわよ。わかってんでしょ?」ってイメージで、後者は「えっ…ぷろだくと・きーですか…。どっ、どうしましょ〜〜!」ってイメージが勝手に(笑)。あっ、もしかして前者はSiriで後者はコルタナさんのイメージだったりするのかな(おいおい)。


とりあえず、触ってみる

Windows 10になったところで、操作してみて下さい。こっこっこっ、これ大事♪です。

ていうか、Windows 10、動きました?。

右上の通知で、自動的に無効にされたプログラムに心当たりがありませんか?。

期待通りに使えてますか?。

納得できてますか?。

覚悟できてますか?。

元気ですかァッ?。(おいおい)

実はここは重要な分岐点で、今なら前のWindowsに戻れます。コントロールパネルの復元あたりとかで、前のバージョンに戻す機能があったり、もしくはシステムバックアップイメージから復元することができるはずです。自分は必要なかったのでやってませんが。

クリーンインストール

さて。Windows 10の動作確認が終わったところで、メインのクリーンインストールといきます。DVDからの起動も久しぶりなのでワクワクしながら再起動してみます。


アレ?…普通に立ち上がった。起動順序をHDDにしていたらしい。ので再起動してDeleteF1F12あたりを押しながら起動してみて…うちのマシンではDeleteが正解でした。起動順序をHDDからCD/DVDに変更して起動。

で、クリーンインストールのために起動したのだけど、ここで最初のほうの選択肢でなんとなくを選んでしまいました。その後の選択肢がわすれてしまいましたが…。

パーティーションの操作、なかったよな?

とりあえずクリーンインストールは完了したもよう。

ちょっと気になって覗いて見ちゃった

ここで、自分がクリーンインストールしたい理由を確認しておきます。

ということでですね、やっぱりパーティーションの調査ということで、ディスクの管理を見てみたのですが。

アレ?回復パーティーションが2つってナニ?!

意味不明です。まったくもって意味不明です。あとメーカーによるリカバリ領域もありました。こっちも「いつか使うかもしれないし、せっかくだから念のために残しておこうか」と断捨離できない常套句がよぎりましたが、もうWindowsのバージョンも変わってしまうのでハードディスクの肥やしになってしまうはず。しかもこの容量はもったいない…。

2つの回復パーティーションについて、わけわからないのでググってみたのですが、みんな悩んでるらしいです。Windows 7か8あたりから自動的に格納されるようになったらしいのですが、アップグレードする際に大きさの関係もあって追加されてしまうみたいです。

これらのパーティーションはディスクの管理から操作できません。で、どうするかというと、回復コンソールからdiskpartコマンドを使って手動でパーティーションの操作で削除するということ。これ、俺は使ったことあるから平気だけど、コマンドプロンプトよりとっつきにくいやつなんですけどね。

――ていうかさ、

XPの時みたいにインストーラーで操作できないの?

おかしいなぁ。Windows XPの時にはインストール途中でパーティーションの作成やインストールするパーティーションの選択とかもっと簡単にできていたのに。

――と、いうことを次の日に先輩に相談したところ、普通にそんなのできていたというのです。アレ?、俺何やってた?。と思い、家に帰ってクリーンインストール作業をやり直しました。なんかまたHDD起動になってたのでCD/DVD起動にして。この設定も自動的に切り替わるのかいな?。

で、ここからインストール画面を確認しつつ進めます。

  1. 言語の設定:合ってればそのまま次へ。
  2. 、ここで最初は間違えて修復のほうを選んでしまった。
  3. プロダクトキーの入力:でOKです。
  4. インストールするオペレーティングシステム:俺のはです。
  5. ライセンス条項:同意して次へ。
  6. インストールの種類:選択肢の内容を読んで選びます。クリーンインストールなら
  7. インストール場所:インストールするパーティーションを選びます…が、それ以外に操作もできます!
    1. リストにあるパーティーションを全部削除します。回復パーティーションもシステムパーティーションもリカバリ領域もどんとこい!です。
    2. 新しくパーティーションを作成します。容量を指定できるので、いろいろ悩んで半分ずつにしてみました。
    3. 最初のパーティーションを作ると、自動的に必要なシステムパーティーションも作られるので安心です。
    4. インストールするパーティーションを選んだ状態で
  8. 新しくクリーンインストールされます。この後は他のインストールの時と同じです。

クリーンインストール完了

これでめでたく、まさにクリーンな状態でインストールが完了しました。

さて。

新環境へリストア

最初のほうでブルーレイディスクに11枚焼いたと書きましたが、実際にバックアップ分は3枚でして。それをドキュメントフォルダなりピクチャフォルダなりとコピーするわけですが。ここで一つひねくれた設定を試してみます(笑)。

エクスプローラーを開くとドキュメントやピクチャなどのフォルダが並んでいますが、そのドキュメントフォルダのプロパティを見ますと、場所ってタブがあります。このタブでドキュメントフォルダの実際の位置を移動できるのです。そこで、クリーンインストールでせっかくパーティーションを分けたので、C:ではなくD:に移動させてみました。

さて、ブルーレイドライブを接続します。おお、ちゃんと認識してくれました。っていうかアップグレード直後に確認していたんですけどね。てへ。で、そこからダウンロードしていたファイル群とボータブル版ソフト群をコピーします。

…。

…。

…なんか、思った以上にメッチャ時間がかかりそうなんですけどー!。ファイル一つコピーするたびにブルーレイドライブのピックアップが動いている気がする。残り時間も想定外な4〜5時間。ブルーレイへの書き込み時間より読み込み時間のほうが4〜5倍かかるってどういうこと?。これダメなパターンじゃ…。

えい。中止。うーむ、小さいファイルを大量にコピーするにはどうしたらいいものか。あ、とりあえずImgBurnのインストーラーがすでにコピーされていたので、それをインストール。そしておもむろにブルーレイディスクをd:\にISOイメージファイルに変換。ここまでよし。あとはISOイメージをマウントすればいいのだが…。なんとなくISOファイルを右クリックしてみて考え…。

マウント!? あるじゃん!

なんと、俺が知らなかっただけかもしれないが、Windows 10では標準でISOイメージの仮想マウントができたのでした。マウントした仮想ボリュームからコピー再開。速い速い。これだこれ。これだよね。うんうん。

その他の新環境の構築メモあれこれ

Bluetoothマウス

やっぱり切れやすいので、デバイスマネージャーからBluetoothドライバの電源管理をオフにしました。

システムフォント

個人的には游ゴシックそのものは好きなのだが、Yu Gothic UI9ポイントで表示すると日本語っぽくないことが判明。ディスプレイコントロールパネルからたどるとフォントの大きさを指定できるところがあるので、すべて10ポイントに変更。

エクスプローラー

エクスプローラーを開くと最初にクイックアクセスが表示されが、これもどっかでPC表示に変えられる。

仮想マシン

Virtual PCXPモードはすでにWindows 8の時に対応しなくなったが、Virtual BOXは普通に使えてます。


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