秋の京都・奈良

(京都・奈良旅行中メモ原文・一部校正)

2001.11.08

曇り時々晴れ。朝あわただしく出発(ひかり?号)。京都駅から40分かけて奈良駅へ。ちょっと寒い。 駅からバスで氷室神社前の『茶処ときわ』を探したがMAP違うぞ。雑炊(800円,酢の物・漬け物付き)美味しかった。が、栗ご飯の『季節ご飯(1300円)』頼めば良かった。 奈良公園で鹿にせんべい(150円)やるが、オス鹿にケツを頭突きされてビックリ!「現在『発情期(きのあらいとき)』ですので注意」の看板が(おいおい)。

写真:奈良公園で鹿

東大寺の大仏(500円)を拝んで(学生ウヨウヨ)、浮見堂で背後に不審な足音を感じて振り向くと「クレ。」やはりオス鹿が。メスはかわいかったのに。

写真:東大寺の大仏殿 写真:浮見堂

興福寺五重塔・南円堂を通り(ここで自前の餅を喰らう)、徒歩で奈良駅へ。 京都駅(690円)の駅ビルで(奥様の)マフラーや下着を探すがマフラー見つからずカプリチョーザで鱈と貝のパスタに野菜のスープ、コレGOOD。苺ショートも食って(1060+980+500円)。 駅の目の前のホテルを探してシャワー浴びて寝る。

写真:興福寺五重塔
2001.11.09

曇り時々晴れ。朝は7時に起き、荷物をホテルに預けて嵯峨野へ。今日は・・・あまり寒くならないかも(天気予報ハズレ?)。 JR嵯峨嵐山駅に(230円)。トロッコ嵯峨駅は目の前にあった。構内はおばちゃんばかり(笑)。ホームでズラーリ並んで待っているとトロッコ登場。5号車はオープンな感じでトロッコ感があるが1〜4号車は屋根・窓付きでトロッコ感薄し。 汽笛を上げて出発し、最初に止まったトロッコ嵐山駅は小さくて1〜2号車はトンネルの中。トンネル内にネオンで大文字焼きなんかあるところが観光スポットらしい。 しばらく進むと三分ほどの紅葉と保津川・川下りの船と美しい渓谷が見えた。途中ナマハゲが出現するわ、タヌキの出迎えがあったりして終点のトロッコ亀岡。なんにもない。すぐ折り返してトロッコ嵐山駅で降りる。 機関車の撮影が済むと天龍寺へ向かうことに。 と、その途中で竹林トンネルを通ることに。京都のCMに出てきそうな爽やかな場所だった。

写真:トロッコ機関車 写真:竹林トンネル

天龍寺の裏口から入る(500円)。なかなか五分〜七分くらいの紅葉だった。入ると愛の泉観音や見事な庭園を見つつ撮影大会(周りの人々も)。ふとお堂にあがっている客を見つけて自分たちもあがりたくなり本堂受付へ向かおうとするが、庭の中にはない。グルグル回って仕方なく出口から出てみると本堂受付が。「げ、別料金か」と思ったがプラス100円でOK。思う存分本堂を歩き倒して正門から出る(しまった方向が反対だ)。

写真:天龍寺

土産屋が並ぶ町の通りを進み、住宅街を抜け静かな土産屋や茶屋が並ぶ小径を進む。落柿舎を遠くから見る。 人形屋で白蛇の土鈴を購入(750円)。『いっぷく茶屋つれづれ』で昼食。俺は湯豆腐定食(1100円?)、奥様はつれづれご飯(600円)。かやく御飯と書いてあるが、コレ炊き込みご飯だと思いつつウマイのでよしとする。土産屋通りを突き進んで化野(あだしの)念仏寺を過ぎると急に静かな道に。

写真:愛宕・あゆのやど付近

その先に愛宕(おたぎ)念仏寺だった。山門をくぐって階段を上ると五百羅漢の出迎えが。自分に似た像があるという噂だが本当にありそうだ。というか今にも話しかけてきそうなくらい表情が豊かである。サーフボードを持つもの、ウォークマンやカメラ、酒や理科の本(?)を持つもの、モアイ像もあったりした。三つの鐘「仏」「法」「僧」や、触れられると喜ぶ「ふれあい観音」もあった。 帰りは同じ道を戻り、途中で漬け物(400円)や「よーじや」で土産を買い、日が暮れたところで夕食は・・・値段で迷ったが「竹むら」で食べることに。湯豆腐定食松・竹を頼んだのだが、シティマニュアルを見たと言って一品追加してもらった。湯豆腐・ごま豆腐・ゆず釜(イマイチ)・ひろうす(がんもどき?)・天ぷら(シソ・ナス・ニンジン・サツマイモ・シイタケを塩で)ご飯にすまし汁に漬け物4種が3600円(松)と3100円(竹)、松にはさらに揚げ出し豆腐も。一品追加はごま豆腐かな?ゆず釜以外は美味しかった。 JR京都駅に戻り(230円)ジュース(150円)を買いの、ホテルで風呂に入って寝る。 ちなみに帰りの嵯峨野駅でトイレを探して駅員に聞いたら「ホームにしかない」と改札を通してくれた。

写真:五百羅漢
2001.11.10

晴れ時々曇り。朝は和食にした。朝粥定食とレギュラー定食。2000円の朝食は豪華だね。 外に出ると少し暑い。紅葉情報では東福寺が優勢なので、東福寺→清水寺のプランに決定。JRで東福寺に着くと(140円)駅前で東福寺のチケットを売っていた(混むとか)ので購入(400円)。商店街を歩いて東福寺へ。観光バスの並ぶ有名どころらしい。橋を渡る時の紅葉は情報よりも少ない。が、まぁまぁ眺めは良かった。別の庭園は別料金だ。ちゃっかりしてるなぁと思いつつ入る(400円)。白砂の庭園(国宝)がいくつかあった。出て山門のほうに行ってみると期間限定公開で800円!オイオイこいつはちょっと*****だよー。とやめた。

歩いてJR東福寺駅、それから(140円)京都駅に向かうのだが、この駅、電鉄とJR駅が一緒で中途改札があるので2度改札を通る不思議な駅であった。JR京都駅から清水寺付近へのバス(220円)は超寿司詰めであった。五条坂から登り、途中の店でカレー(700円)とミートソーススパ(800円)を食べた。ここで店員の娘におつりを間違えられそうになった(笑)。

店を出て坂を登り(すでに足が疲れている)、やっとのことで清水寺に到着。紅葉はそれほどでもないが、まぁまぁかな。清水の舞台で(200円)撮影大会。東福寺でもそうだったが、今日は土曜日ということで人がいっぱい来ていたと思う。この時は33年ぶりの本尊の開帳とかなのでリンを鳴らして拝んできた。学生の頃は知らなかったのだが、地主神社というのがあって、縁結びの神社があった。これから幸せを見つける人のためにお祈りしておこう。学生気分を満喫しながら茶屋でお抹茶に団子を楽しむ(550+400円)

清水寺を後にして三年坂(本当は別の字?)、二年坂を下りつつ土産屋巡りをする。八ッ橋の店に入るとお茶を勧めてくれた。中で試食品を二人でパクパク食べてしまった。その後もいろいろ見て回り、遊印屋も何とか探し出したのだが値段の関係であきらめ。さぁ帰ろうかと思ったら奥様が「自分のお土産がない」とのことでもう少し土産を見た。亥の土鈴を見つけたので〔丑も買えば良かった〕バスにて帰ろうとする。が、ちょうどバスが行ってしまったところだったらしい。しかたないので少し待って、来たバスはなんと満員!乗れなかった。また少し待って次のバスがやっと来たので、混んでいたが無理にでも乗る。やっとのことで乗れたが今度は渋滞。なかなか進まない。これでは新幹線の時間もヤバいと思った時に他の客が運転手に言ったらしく降りたので自分らも続けて降りた(220円)。それまでにすでに慌てていた奥様はここでダッシュ。おーい、そんなに急ぐのはいいけど駅分かるのー? MAPのバス停の位置と京都タワーから現在地を割り出してサァ駅へ! ゼイゼイしながら何とか25分前に駅に到着。ロッカーから荷物を取り出し弁当を買って新幹線に乗り込む。出発と同時に弁当を広げる。俺は奈良名物柿の葉寿司(950円)4種で8個入り。奥様はサンドイッチとコーヒー牛乳。それぞれ半分づつ食べたが、鱒の寿司がとてもうまかった。あっという間に静岡に到着し、肩こりと筋肉痛の足を引きずりながら家に帰るのであった。


トップページへ

こな